一人親方の解説

一人親方とは

 一人親方とは、主に建設業において知識や技能を持ち個人事業主や自営業者として他人を雇うことなく働く職人のことを言います。建設業のほかにも一人親方等として個人運送業者、林業、医薬品の配置販売業者等がありますが、ここでは特に断りがない限り、一人親方といった場合は建設業の一人親方のことを指します。

 一人親方になるには一体どうしたらいいのでしょうか?いきなり知識や技能が身についてるわけではあませんので、まずは誰かに弟子入りをするとこから始めます。数年経って、ある程度の知識や技能を積んだら一人親方として独立します。その後弟子を取り、指導的な立場に立つ者も出てくるでしょう。この指導者を親方と言ったり、大工の世界では棟梁と言ったりします。


   現代においては上記のような厳密な意味での一人親方ではなく、個人事業主として請負契約に基づいて仕事をしている方を指すことが多いように見受けられます。ただし、契約上は請負であっても、実態は労働時間の管理をされ、他人からの指揮命令を受けて労務を提供するだけの場合もあります。この場合、偽装請負となり一人親方ではなく労働者とみなされるケースもあります。


 一人親方にも左官職人は多くいます。左官は一般的にはセメントなどを水で練って壁に塗る職業です。昔は官職にないものは皇居に出入りできなかったため、壁を塗る職人に「左官」という官職名を与えたのがそのまま職業名となりました。ところで、左官に対して右官というものがありました。今で言う大工がそれに当たります。


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