一人親方ブログ

 一人親方について労災保険の特別加入をメインにお役立ち情報をお届けしております。

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一人親方が通勤途上交通事故に遭ったら

 一人親方の方の場合、現場に行って請負工事を行うため「現場に行く」という作業が必要になります。サラリーマンやOLの通勤と違い毎日決まった時間に決まったルートで行くということがほどんどなく一つの現場が終わったら次の現場に行く関係上、不案内な土地に行くこともあります。そのため現場での怪我ほどではありませんが、通勤途上でのお怪我も一定数あります。通勤災害の場合、仕事上でのケガと異なり相手がいる事故の事例が多いのも特徴と言えます。

目次[非表示]

  1. 1.自動車事故
  2. 2.自賠責保険
  3. 3.労災保険
  4. 4.まとめ

自動車事故

 通勤災害の場合、特に問題となるのが自動車事故です。自動車事故の場合、もちろん労災保険は使えます。そして相手の自賠責保険も使えます。労災保険と自賠責保険のうちどちらかを選択しなければなりません。労災保険と自賠責保険、一つの大きな特徴として補償範囲の違いがあります。これはどちらかの保険を選択する上で大きなポイントとなります。

自賠責保険

 まず自賠責保険は治療費、休業補償、慰謝料の合計で120万円という上限があります。休業損害は実際の収入に基づいて計算しますが、上限があります。なお、120万円を超えた場合、相手の方が加入している任意保険を使うことになりますが、これは任意保険の保険会社が負担することになるため自賠責保険よりも厳しいものとなります。

労災保険

 次に労災保険は治療費と休業補償です。労災保険には慰謝料はありません。治療費は治る(症状が固定して治療の効果が期待できない状態)まで受けられます。労災保険を使う場合、問題は休業補償です。こちらは一人親方の場合、加入時又は更新時に選択した給付基礎日額の8割となっています。例えば、給付基礎日額3,500円の場合1日当たりの支給額は2,800円です。

まとめ

 いかがでしょうか?自賠責保険を選択するか、労災保険を選択するか。どちらも一長一短があり、なかなか難しいかと思います。自分の過失が大きい場合、大きなけがの場合、給付基礎日額が高い場合などいろいろな要素が絡みますのでケースバイケースで答えが異なります。