一人親方の解説

catch-img

一人親方の労災保険⑤

 一人親方の労災保険の特別加入ができる職種は特に限定はなく、土木・建築その他の工作物の建設・改造・保存・修理・変更・破壊もしくは、解体又はその準備の作業(設計・監理業は除く)に従事している方及びその家族従業者が対象とされています。建設業の許可業種(29業種)に限られているわけでもありません。そのため、労災保険に特別加入できるかどうかの判断がしづらいケースがあります。現場監督や施工管理に従事する一人親方が労災保険に特別加入を希望する場合があります。ここではそもそも現場監督や施工管理という職種が何をする方なのかを説明いたします。

 現場監督は、現場での作業を中心に現場に常駐して作業員への指示や工事の進捗状況を管理するのが仕事のため、現場に非常に近い職種です。一人親方にも非常に多くの方が現場監督のお仕事に従事しています。

 現場監督に対して施工管理の場合は会社によって位置づけは多少の違いはありますが、現場に関わる全ての事柄を管理します。そのため、管理する範囲は非常に広くなっています。工程管理、原価管理、品質管理、安全管理は4大管理と言い、施工管理の主な業務となっています。この中にはオフィスワークも含まれるため、施工管理は現場監督の仕事にオフィスワークをプラスした職種とも言えます。



設計監理・工事監理という職種があります。これは施工管理や現場監督がより現場寄りの仕事であるのに対して設計監理・工事監理は建築主よりの仕事です。つまり、設計者の視点から建築主の注文通りに工事が行われているかを設計図書をもとに確認する業務となります。