一人親方の7割以上が「結婚・出産」を機に、「健康意識が高まった」と回答

8割以上が労災事故への危機意識も高まる

〜「自分一人の命じゃなくなった」や「家族が心配する」などの心境が明らかに〜

労災センター共済会(本社:東京都江東区、代表:齊藤 学、https://hitorioyakata.or.jp/)は、子どもがいる一人親方106名を対象に、一人親方のライフステージの変化に関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。

調査サマリー

一人親方に関する意識調査

調査概要  

調査概要:一人親方のライフステージの変化に関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年6月26日〜同年7月3日
有効回答:子どもがいる一人親方106名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「労災センター共済会」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://hitorioyakata.or.jp/

7割以上が「結婚または出産によって、健康意識が高まった」と回答

「Q1.あなたは、結婚または出産によって、健康意識が高まりましたか。」(n=106)と質問したところ、「非常に高まった」が26.4%、「やや高まった」が44.3%という回答となりました。
一人親方の健康意識
  • 非常に高まった:26.4%
  • やや高まった:44.3%
  • あまり高まっていない:18.9%
  • 全く高まっていない:4.7%
  • わからない/答えられない:5.7%

「健康」面で、気をつけるようになったこと、「食事の栄養バランスを考える」が42.7%で最多

Q1で「非常に高まった」「やや高まった」と回答した方に、「Q2.あなたは、「健康」面で、どのようなことに気をつけるようになりましたか。(複数回答)」(n=75)と質問したところ、「食事の栄養バランスを考える」が42.7%、「健康診断を受ける」が41.3%、「十分な睡眠をとる」が36.0%という回答となりました。
一人親方が健康面で気を付ける内容
  • 食事の栄養バランスを考える:42.7%
  • 健康診断を受ける:41.3%
  • 十分な睡眠をとる:36.0%
  • 適度に運動する:32.0%
  • 朝食を食べる:24.0%
  • 飲酒・喫煙を控える(量を減らす):21.3%
  • 免疫機能のある食材を食べる:20.0%
  • 健康に関する情報収集を行う:10.7%
  • その他:0.0%
  • わからない/答えられない:10.7%

結婚・出産に伴い、82.7%が「労災事故への意識の高まり」を実感 

Q1で「非常に高まった」「やや高まった」と回答した方に、「Q3.あなたは、結婚または出産に伴い、労災事故への意識も高まりましたか。」(n=75)と質問したところ、「非常に高まった」が32.0%、「やや高まった」が50.7%という回答となりました。
一人親方の労災事故への意識
  • 非常に高まった:32.0%
  • やや高まった:50.7%
  • あまり高まっていない:17.3%
  • 全く高まっていない:0.0%
  • わからない/答えられない:0.0%

労災事故への意​​識が高まった理由、「自分一人の命じゃなくなったから」が80.6%で最多

Q3で「非常に高まった」「やや高まった」と回答した方に、「Q4.結婚または出産に伴い、労災事故への意​​識が高まった理由を教えてください。(複数回答)」(n=62)と質問したところ、「自分一人の命じゃなくなったから」が80.6%、「家族が心配するから」が59.7%、「自分に何かあっても家族が困らないようにしたいから」が54.8%という回答となりました。
労災事故への意識が高まった理由
  • 自分一人の命じゃなくなったから:80.6%
  • 家族が心配するから:59.7%
  • 自分に何かあっても家族が困らないようにしたいから:54.8%
  • ​​医療費の負担が家族に影響を及ぼすから:17.7%
  • 労災事故について家族に言われたから:12.9%
  • その他:0.0%
  • わからない/答えられない:0.0%

「現場での安全教育」や「家族を守らないといけないから」などの理由も

Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、結婚または出産に伴いあなたの労災事故への意識が高まった理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=62)と質問したところ、「現場での安全教育」や「家族を守らないといけないから」など32の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

  • 37歳:現場での安全教育。
  • 35歳:家族を守らないといけないから。
  • 49歳:健康保険で仕事の怪我が使えない事を知ったから。
  • 50歳:仕事で怪我をすると、会社にも家庭にも迷惑をかけるから。
  • 33歳:自分が働かないと困る。
  • 41歳:子供の為に生きなければ。
  • 34歳:家族を養わなければいけない。

7割以上が「現在労災保険に加入している」と回答

「Q6.あなたは、現在労災保険に加入してますか。」(n=106)と質問したところ、「加入している」が70.7%、「加入していない」が20.8%という回答となりました。
一人親方労災保険加入の有無
  • 加入している:70.7%
  • 加入していない:20.8%
  • わからない/答えられない:8.5%

約7割が「労災保険に加入しようと思っている」と回答

Q6で「加入していない」と回答した方に、「Q7.あなたは、労災保険に加入しようと思っていますか。」(n=22)と質問したところ、「非常に思っている」が27.3%、「やや思っている」が40.9%という回答となりました。
労災保険加入の意思
  • 非常に思っている:27.3%
  • やや思っている:40.9%
  • あまり思っていない:13.6%
  • 全く思っていない:18.2%
  • わからない/答えられない:0.0%

「情報収集の時間がない」や「自身に合っている保険が分からない」労災保険加入へのハードルに

Q7で「非常に思っている」「やや思っている」と回答した方に、「Q8.あなたの、労災保険加入へのハードルを教えてください。(複数回答)」(n=15)と質問したところ、「情報収集の時間がない」が66.7%、「自身に合っている保険が分からない」が53.3%、「いつ入ればいいか分からない」が40.0%という回答となりました。
一人親方労災保険加入へのハードル
  • 情報収集の時間がない:66.7%
  • 自身に合っている保険が分からない:53.3%
  • いつ入ればいいか分からない:40.0%
  • 保険選びのポイントが分からない:33.3%
  • 相談相手がいない:20.0%
  • その他:0.0%
  • ハードルは特にない:6.7%
  • わからない/答えられない:0.0%

「何から調べていいのかわからない」や「今入っている生命保険の保障と被らない契約をしたい」などもハードルに

Q8で「ハードルは特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、あなたの、労災保険加入へのハードルがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=14)と質問したところ、「何から調べていいのかわからない」や「今入っている生命保険の保障と被らない契約をしたい」など10の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

  • 49歳:何から調べていいのかわからない。
  • 49歳:今入っている生命保険の保障と被らない契約をしたい。

まとめ 

 今回は、子どもがいる一人親方106名を対象に、一人親方のライフステージの変化に関する意識調査を実施しました。
 まず、子どもがいる一人親方の7割以上が、結婚またはお子様の誕生によって、「健康意識が高まった」と回答し、食事の栄養バランスを考えたり、健康診断を受けたりしていることが分かりました。また、「健康意識が高まった」と回答した方の82.7%が、労災事故への意識の高まりを実感しており、その理由として、「自分一人の命じゃなくなったから」や「家族が心配するから」などが挙がりました。加えて、現状、7割以上が「現在労災保険」に加入しており、未加入者の約7割は「労災保険に加入しようと思っている」と考えていることも明らかとなりました。
 今回の調査では、一人親方が、結婚またはお子様の誕生に伴い、健康意識・労災事故への意識の高まりを実感していることが明らかとなりました。労災事故は、いつどこで起きるか分かりません。労災保険に加入していない方は、ご家族のためにも、一人親方のための労災保険への特別加入を検討してみてはいかがでしょうか。
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