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【労災事故への備え、施工管理担当者の91.3%が、一人親方の「労災保険特別加入」の必要性を実感】
「補償に関するトラブルを防ぎたい」など背景
〜さらに8割以上が、5年前より「労災事故への危機意識」が高まっていると回答、その理由とは？〜
労災センター共済会（本社：東京都江東区、代表：齊藤 学、https://hitorioyakata.or.jp/）は、施工管理担当者104名に、一人親方の労災保険加入に関する、施工管理担当者の意識調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
調査サマリー
調査概要
調査概要：一人親方の労災保険加入に関する、施工管理担当者の意識調査
調査方法：IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間：2022年11月24日〜同年11月25日
有効回答：施工管理担当者104名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「労災センター共済会」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL：https://hitorioyakata.or.jp/
調査方法：IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間：2022年11月24日〜同年11月25日
有効回答：施工管理担当者104名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「労災センター共済会」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL：https://hitorioyakata.or.jp/
施工管理担当者の91.3%が、一人親方の「労災保険の特別加入」必要性を実感
「Q1.あなたは、一人親方に対して、いざという時の備えとして「労災保険の特別加入」をしておいてほしいと思いますか。」（n=104）と質問したところ、「非常にそう思う」が77.8%、「ややそう思う」が13.5%という回答となりました。
- 非常にそう思う：77.8%
- ややそう思う：13.5%
- あまりそう思わない：5.8%
- 全くそう思わない：0.0%
- わからない/答えられない：2.9%
理由として約8割が「補償に関するトラブルを防ぎたい」と回答
Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q2.一人親方に労災保険の特別加入をして欲しいと思う理由を教えてください。（複数回答）」（n=95）と質問したところ、「補償に関するトラブルを防ぎたいから」が77.9%、「万が一の時のリスクを少しでも減らしたいから」が54.7%、「労働基準法違反による処分の可能性があるから」が53.7%という回答となりました。
- 補償に関するトラブルを防ぎたいから：77.9%
- 万が一の時のリスクを少しでも減らしたいから：54.7%
- 労働基準法違反による処分の可能性があるから：53.7%
- 会社側に保険料の追加徴収があるから：16.8%
- 元請けから言われたから：14.7%
- その他：1.1%
- わからない/答えられない：1.1%
他にも「一人親方は元請けの労災保険が適用されないので」や「公共工事を実施する際に、労災加入が必要なため」などの理由も
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、一人親方に労災保険の特別加入をして欲しいと思う理由があれば、自由に教えてください。（自由回答）」と質問したところ、「一人親方は元請けの労災保険が適用されないので」や「公共工事を実施する際に、労災加入が必要なため」など47の回答を得ることができました。
＜自由回答・一部抜粋＞
- 57歳：一人親方は元請けの労災保険が適用されないので。
- 52歳：公共工事を実施する際に、労災加入が必要なため。
- 51歳：経済的に厳しい事は分かりますが、事故が起こってからの補償が違うので入ってほしい。
- 51歳：義務付けられているから。
- 59歳：建設現場は常に危険と隣り合わせなので絶対に加入するべき。
- 45歳：保証なしでは、現場に入れない。何かあってからでは遅いから。
- 58歳：自分の生活を守ると言う観点から、是非入っておいて欲しい。
- 65歳：事故があった場合元請けが罰せられる。
一人親方に発注する際、7割以上が「労災保険への特別加入の有無」を確認
「Q4.あなたの会社では、一人親方に発注する際、労災保険に特別加入しているかを確認していますか。」（n=104）と質問したところ、「必ず確認する」が62.4%、「たまに確認する」が10.6%という回答となりました。
- 必ず確認する：62.4%
- たまに確認する：10.6%
- あまり確認しない：13.5%
- 全く確認しない：2.9%
- わからない/答えられない：10.6%
5年前と比較して、8割以上が「労災事故に関する危機意識の高まり」を実感
「Q5.5年前と比較して、労災事故に関するあなたの危機意識はどのようになっていますか。」（n=104）と質問したところ、「非常に高まっている」が46.1%、「やや高まっている」が35.6%という回答となりました。
- 非常に高まっている：46.1%
- やや高まっている：35.6%
- やや低くなっている：2.9%
- 非常に低くなっている：1.0%
- わからない/変化していない：14.4%
理由として、「近年、労災事故の発生件数が多くなっているから」「熱中症のリスクが高まっているから」が最多に
Q5で「非常に高まっている」「やや高まっている」と回答した方に、「Q6.5年前と比較して、労災事故に関する危機意識が高まっている理由を教えてください。（複数回答）」（n=85）と質問したところ、「近年、労災事故の発生件数が多くなっていると感じるから」が55.3%、「猛暑の日が増え、熱中症の心配があるから」が55.3%、「社会的に労災事故に対する意識が高まっているから」が50.6%という回答となりました。
- 近年、労災事故の発生件数が多くなっていると感じるから：55.3%
- 猛暑の日が増え、熱中症の心配があるから：55.3%
- 社会的に労災事故に対する意識が高まっているから：50.6%
- 作業中の災害発生が心配だから：47.1%
- 同業者で労災事故が発生したから：23.5%
- 仕事でコロナにかかることが懸念されるから：21.2%
- その他：1.2%
- わからない/答えられない：1.2%
労災保険の特別加入では、5人に1人が「費用の安さ」や「保険内容の種類」を重要視
「Q7.あなたは、関係性のある一人親方に労災保険の特別加入をさせる場合、何を最も重視しますか。」（n=104）と質問したところ、「費用の安さ」が22.0%、「保険内容の種類」が21.2%という回答となりました。
- 費用の安さ：22.0%
- 保険内容の種類：21.2%
- 加入の簡単さ：13.5%
- 給付金額の高さ：8.7%
- 加入までの迅速さ：3.8%
- 会社歴の長さ：1.0%
- ブランド：1.0%
- その他：4.8%
- わからない/答えられない：24.0%
一人親方団体を探す方法「友人・知人からの紹介」と「Web検索」が上位に
「Q8.あなたは一人親方団体を探す場合に、どのような方法で探しますか。（複数回答）」（n=104）と質問したところ、「友人や知人からの紹介」が32.7%、「Web検索」が30.8%、「求人媒体」が8.7%という回答となりました。
- 友人や知人からの紹介：32.7%
- Web検索：30.8%
- 求人媒体：8.7%
- マッチングサイト：5.8%
- 掲示板：2.9%
- SNS：1.9%
- その他：6.7%
ー60歳：建設業協同組合
ー59歳：下請けからの商会
ー60歳：建設団体からの紹介
ー65歳：商工会議所 - わからない/答えられない：34.6%
Webでの検索方法、「固有名詞で検索」の他、「個人事業主、一人親方、建設業」などのキーワードで検索
Q8で「Web検索」と回答した方に、「Q9.一人親方団体を探す際に、どのようなキーワードでWeb検索をするか、自由に教えてください。（自由回答）」（n=32）と質問したところ、「固有名詞で検索」や「個人事業主、一人親方、建設業」など20の回答を得ることができました。
＜自由回答・一部抜粋＞
- 63歳：個人事業主、一人親方、建設業。
- 56歳：固有名詞で検索。
- 50歳：一人親方 保険。
- 45歳：一人親方 労災。
- 65歳：労災特別加入 一人親方。
まとめ
今回は、施工管理担当者104名に、一人親方の労災保険加入に関する、施工管理担当者の意識調査を実施しました。
施工管理担当者の91.3%が「補償に関するトラブルを防ぎたい」などの理由で、一人親方の「労災保険の特別加入」必要性を実感していることが判明しました。また、5年前と比較して、8割以上が「労災事故に関する危機意識の高まり」を実感しており、理由として「近年、労災事故の発生件数が多くなっていると感じる」という声が多数挙がりました。
施工管理担当者へ一人親方団体を探す方法を伺うと、「友人や知人からの紹介」の他に、約3人に1人が「Web検索」と回答しており、労災特別加入をキーワードにする人もいるようです。
今回の調査では、下請けを依頼する建設管理担当として、万が一のことを考えて一人親方に労災保険に特別加入しておいてほしいという思いがあることが伺えました。また、近年では労災加入なしで現場に入れない案件も増えており、一人親方を探す条件として事前に労災保険に特別加入しているかを確認する施工管理担当も増えているようです。安全第一の現場において、万が一のケースを考えることは重要であり、実際に工事中に被災してしまった場合に、労災に加入していなかったために保険給付を受け取ることができなかった事例もあります。（参照：https://oyakata.jp/qa6/）インターネット検索が一般的になる現代において、Webから問合せをうける一人親方も増えることが想定されますが、今後はさらに労災保険への特別加入が案件の受注数に関わってくるのではないでしょうか。
施工管理担当者の91.3%が「補償に関するトラブルを防ぎたい」などの理由で、一人親方の「労災保険の特別加入」必要性を実感していることが判明しました。また、5年前と比較して、8割以上が「労災事故に関する危機意識の高まり」を実感しており、理由として「近年、労災事故の発生件数が多くなっていると感じる」という声が多数挙がりました。
施工管理担当者へ一人親方団体を探す方法を伺うと、「友人や知人からの紹介」の他に、約3人に1人が「Web検索」と回答しており、労災特別加入をキーワードにする人もいるようです。
今回の調査では、下請けを依頼する建設管理担当として、万が一のことを考えて一人親方に労災保険に特別加入しておいてほしいという思いがあることが伺えました。また、近年では労災加入なしで現場に入れない案件も増えており、一人親方を探す条件として事前に労災保険に特別加入しているかを確認する施工管理担当も増えているようです。安全第一の現場において、万が一のケースを考えることは重要であり、実際に工事中に被災してしまった場合に、労災に加入していなかったために保険給付を受け取ることができなかった事例もあります。（参照：https://oyakata.jp/qa6/）インターネット検索が一般的になる現代において、Webから問合せをうける一人親方も増えることが想定されますが、今後はさらに労災保険への特別加入が案件の受注数に関わってくるのではないでしょうか。
お問い合わせ専用ダイヤル
平日 9:00〜18:00（土日祝日、 年末年始は除く）
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